カヌーのできる川・湖

ファンガヌイ川について

ファンガヌイ川はニュージーランドで三番目に長い川で、その長さは290Kmもあります。

この長さを日本の河川と比べると、日本で二番目に長い利根川と
三番目に長い石狩川のちょうど間にランクインするほどの長さです。

世界的に見ればあまり長いものとはいえませんが、
狭い島国を流れる川としてはかなりの大きさとなります。


ファンガヌイ川は世界的にも有名なカヌースポットで、多くのカヌー愛好家達がここを訪れます。
通常の観光客がここを訪れることはほとんどありませんが、きれいな自然の残された素晴しい場所です。

さて、この川の周囲にはいくつかの面白い場所があるのでそれを紹介していこうと思います。


まず第一に紹介したいのが「モウトア公園」です。

ここは日本で例えるなら靖国神社や白百合の塔のような場所で、
これまでの戦争で戦死した人たちの魂を祭る慰霊碑が立っています。

この場所の写真をネットで見たことがあるのですが、
ここは本当にきれいな場所でなんだかすごく落ち着きそうな場所です。

それだけに慰霊碑というものが少し異質な雰囲気をかもし出していて、
写真を見ていてとても不思議な気分になりました。


次に知っておきたいのが、デュリー・ヒルという丘です。 ここからはファンガヌイ川の美しい景色を思いっきり眺めることができて、 非常に気持ちの良い場所だそうです。

しかし残念なのが、ここにたどり着くまでに
有料のエレベーターに乗らなくてはならないという点です。

これだけ自然の美しい場所として有名なところにこのようなものがあるとは、
少し以外ですしなんともいえない複雑な気分になります。

公園といい丘といい、ニュージーランドは不思議な場所です。

釧路湿原について

釧路湿原は日本国内で最大の湿地で、ラムサール条約にも登録されている国立公園です。


ここには非常に貴重な生物が数多く生息しているので、
動物好きな私としてはとても興味深い場所です。

例えば、絶滅危惧種であり日本の特別天然記念物にも指定されているタンチョウ鶴は、
ここで見ることができ豊かな自然が残っていることを認識させてくれます。


また日本で最大の大きさを誇る淡水魚で大きなものは2M近くもの大きさになるサケ科の魚のイトウや、
日本にはほとんど存在しない食虫植物の仲間も生息していて、
まさに生態系の宝石箱と言ったところでしょうか。


環境保全と人間活動

しかし最近この湿原は環境破壊にともなう打撃を大きく受けていて、生態系が脅かされつつあります。
そこで現在この豊かな自然を守ろうと、国が中心となって大きなプロジェクトを展開している所です。


一方、釧路湿原ではこの豊かな自然を多くの人に体感してもらおうと
観光ツアーやネイチャー体験ツアーなども行なわれています。

例えばカヌーに乗りながらの自然探索や、バードウォッチングなどがその例に挙げられます。


自然を守る一方で、このような観光やレジャー産業で人を呼び込む事は、
環境を守る上で矛盾しているように感じられる方もいるかもしれませんが、
私はこの件は全く問題ないと思いますし、むしろ自然が大事だという啓蒙活動になると思います。

やはりこれだけ素晴しい自然が残っているのにそれをただ野放しにしていてはもったいないですし、
人間もまた生態系の一部を担う存在なのですから、自然について詳しく知る義務があると思います。

保護と展開をうまく組み合わせるということが自然とうまく付き合うことだと思います。

然別湖について

然別湖(しかりべつこ)は北海道の大雪山国立公園内にある湖で、
北海道で最も標高の高い場所にある湖です。

その標高は800M以上もあり、標高の低い場所に住んでいる人にとっては
酸素が薄く感じてしまって少し辛いかもしれません。


なぜこんなにも高い場所に湖があるのかというと、
正しいことはまだ分かっていませんが、その理由には二つの説が考えられています。

それはこの湖が「カルデラ湖」だからという説と、「堰止湖(せきとめこ)」だからという説です。


「カルデラ湖」と「堰止湖(せきとめこ)」

前者の「カルデラ湖」とは火山の噴火口などのくぼみに水がたまってつくられる湖で、
簡単に言うと高地にできる巨大な水溜りのことです。

これは火山が多く存在し雨がよく降る日本では決して珍しいものではなく、
世界の有名な高山でもよく見られます。

しかし然別湖には水深が100M以上ある場所もあり、
もしこれをカルデラ湖と考えるならひどく長い年月をかけて作られたものと考えなくてはなりません。


一方後者の「堰止湖」ですが、これは山の上流からながれてくる川を
火山の噴火や地すべりなどの自然災害によってせき止めてしまった場合につくられる湖です。

簡単に言うと排水溝にごみが詰まったときに水が流れずたまってしまう現象に似ていますね。


どちらにしても、通常これだけの規模の湖ができるまでには
長い年月を必要とするので、大いなる自然の力を感じます。

この然別湖ではカヌーの体験や遊覧船の運航など、水上を船で楽しむツアーが多く開かれています。

豊かな自然の中を船でゆっくりと回るというのも、
現代社会を生きている私達には必要なことではないですかね。

野尻湖について

野尻湖は長野県に存在する日本有数の巨大な湖で、その形が芙蓉という
植物の葉の形ににていることから別名芙蓉湖とも呼ばれ、地域の人々に愛されています。




また、この湖は外国の人々にも愛されており、周囲には様々な外国人のための
施設が存在し日本三大外国人避暑地にも数えられています。

私もこの湖を訪れたことがあるのですが、カナダかどこかの国の人が
経営するレストランで食事を取ったことがあります。

そこのマスターは本当に野尻湖の自然を愛していて、同じように
この自然を愛している人々と交流できることを非常に喜んでいました。

特に避暑のシーズンになると毎年様々な国や人種の人と一期一会の交流を
非常に楽しみにしている人で、彼の話を聞くとこちらも幸せな気分になりました。


ソウギョを釣って一攫千金?

野尻湖ではカヌーやフィッシングなどの様々なレジャースポーツを楽しむことができますが、
特にソウギョと呼ばれる魚を狙って多くの釣り人が野尻湖に集まります。

ソウギョは中国原産の魚で、体長1M以上もあるコイの仲間です。


ソウギョは元々大量発生した水草の除去のためにこの湖に離されたのですが、
水草だけでなくここに昔から生息していたエビや小魚も食べてしまい生態系を狂わせてしまいました。


そこで湖ではソウギョを再び捕獲するために、ソウギョに懸賞金をかけています。
(つまり、この魚を釣ったら現金と交換してくれます)

この懸賞金や魚自体の引きの強さなどの魅力のため多くの人が釣りをしにここを訪れます。

たまにカヌーをしにここまで来た人と釣り人が水上でトラブルを起こすこともありますが、
大体は穏やかにその場が収まる点観光客のマナーのよさが感じ取れます。

そのような雰囲気も外国人には珍しいのでしょうね。

琵琶湖について

皆さんもご存知の通り、琵琶湖は日本で最大の面積を誇る湖で、
ラムサール条約にも登録されている自然の豊かな場所です。

その大きさはこの湖がある滋賀県の約六分の一をしめる程で、
そのおかげで毎年夏の琵琶湖花火大会が見れると思うとやっぱり大きな湖っていいなと思います。
(下が水だとおもいっきり火薬が使えますので。)



この巨大な湖とその周辺には1000種類もの動植物が生息しており、
その中には琵琶湖にしか生息しない貴重な生き物もいます。

例えばビワコオオナマズは日本国内最大級の淡水魚で、この琵琶湖にしか生息していません。

その大きさは、大きなもので1.2Mにもなり、
そんな生き物が存在しているのだと思うと非常にワクワクします。


琵琶湖はカヌーや釣りなどのレジャーの拠点としても重要な役割を担っているので、
こんな巨大生物の生息している湖でレジャーを楽しむことを考えると自然とテンションも上がってきます。

一時期は水質汚染などの環境問題でレジャーを楽しむどころではなくなってしまいましたが、
琵琶湖の環境を守るたくさんの団体の努力によりその問題は現在ではほぼ解決されています。

しかし現在でもブラックバスやブルーギルなどの外来魚による
生態系への問題は解決されておらず、今後の課題となっています。
(しかしそのおかげでバス釣りの観光客を引き寄せていることを考えると難しい問題です)


カヌーは日本ではマイナーなスポーツですが、
この琵琶湖では毎年多くの人々がカヌーを体験したり大会に参加したりしています。



やはりこれ程広く波の穏やかな場所は世界的に見てもそうは存在しないので、
このような恵まれた環境があることを私たちは喜ばなくてはなりません。

カヌーを体験できる教室はこの周辺には多く存在するので、
よかったら一度参加してみてはいかがでしょうか。